シュルレアリスムに属する主たる画家としては、マックス・エルンスト、サルバドール・ダリ、ルネ・マグリット、イヴ・タンギー、ポール・デルヴォー、エドガー・エンデ などがいる。ダリはルイス・ブニュエルのシュルレアリスムの代表的映画で、二人が実際に見た夢をモチーフにした『アンダルシアの犬』(1928年)にも参加している。ピカソも後にシュルレアリスムに傾倒している。
ダダにも参加しているシュルレアリスム写真家・画家・オブジェ作家として、実験映画も作っているマン・レイ(Man Ray, 1890年-1976年)も挙げられる。画家でもある写真家のアンリ・カルティエ=ブレッソンもこの頃シュルレアリスムの影響を受けているとも言われる(後には構成主義の影響も見られる)。ドイツ出身のハンス・ベルメールも自身の手による球体関節人形を撮影した写真集を1934年に発表し、ブルトンらパリのシュルレアリストに高い評価を得た。
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プラド美術館では、シュルレアリスム絵画と抽象主義絵画のルーツをベラスケスやエル・グレコ、ゴヤなど、スペインの宮廷画家に求めている。 ベラスケスはすでに17世紀に、背景を大胆に省略した肖像画を数多く残している。 肖像画の背景は肖像人物の地位や経済力を表す重要なアイテムで、画家の嗜好で省略できるものではない。背景の省略は当時のスペイン人の気質による一種の表現主義的な描画だが、当時の人々にとっては十分に超現実的な視覚表現であった。 フランスでこのような表現が見られるのは、19世紀末から始まるジャポニズム以降である。
左のゴヤの絵はギリシア神話をモチーフとするが、ぽっかりと宙に浮かぶ さして美男美女でもない人物群の表現は、それまでの神話絵画と一線を画し、確かにシュルレアリスム的なインスピレーションを与える。これが描かれた年代は19世紀初頭で、パリではロココや新古典主義の流行が続いており、印象派など影も形も無い時代である。